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2021/08/25

受賞

【受賞】薬剤学分野 博士前期課程1年 宮岡辰典氏が第43回日本生物学的精神医学会・第51回日本神経精神薬理学会 合同年会にてBPNP2021注目演題賞を受賞しました。

【学会名】第43回日本生物学的精神医学会・第51回日本神経精神薬理学会 合同年会
【受賞演題】ヒトVPAC2受容体の過剰発現を細胞種特異的かつ時空間的に制御可能な新しいトランスジェニックマウスモデルの開発
【賞名】BPNP2021注目演題賞
【受賞者】宮岡辰典(薬剤学分野 博士前期課程1年)

発症や治療・寛解機構が未解明である統合失調症において、近年、神経ペプチドVIPやPACAPの受容体の一つであるVPAC2の遺伝子重複が統合失調症と高いオッズ比で関連することが明らかにされました。本研究では、VPAC2受容体の病態生理学的役割を解明することを目指して、ヒトVPAC2受容体の過剰発現を細胞種特異的に、また時間的・空間的に制御可能な新しいトランスジェニック(Tg)マウスモデルを開発し、神経細胞特異的なVPAC2受容体の過剰発現が認知機能の低下を引き起こす可能性を明らかにしました。今回作製した新規Tgマウスは、VPAC2受容体の過活性化に伴う脳機能障害の神経基盤を解明するための新たなツールになると高く評価され、受賞に至りました。(2021年7月16日)