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■創薬サイエンス研究支援拠点


Tribrid質量分析器

(Thermo Fisher Scientific社 Orbitrap Eclipse)

高性能の四重極、Orbitrap、リニアイオントラップという革新的トライブリッド構造を有する質量分析計です。NanoLCと連携されており、定量プロテオミクス解析、タンパク質の特性解析を高感度、高精度で行えます。

イメージング質量顕微鏡

(島津製作所 iMScope / LCMS-9030システム)

光学顕微鏡とMSイメージングを組み合わせた装置です。顕微鏡観察後、観察位置をそのままイメージング分析でき、顕微鏡画像と対比した質量分析イメージが高感度・高速で取得できます。

イオンモビリティー搭載飛行時間型質量分析計

(Waters社 Vion IMS QTof 質量分析計)

イオンサイズ、形状、電荷、質量に基づいてイオンを分離・分析できるイオンモビリティーを搭載した飛行時間型質量分析計です。すべてのイオンに関して衝突断面積値が測定されため従来の LC-MS システムより網羅性に優れた情報を得ることができます。

EchoMS / AccessWorkstation

(SCIEX社 Echo MS System)

超音波音響エネルギーを集束させてウェルから小さな液滴を射出させることで、微量のサンプルを高速で質量分析計に導入・解析することができます。AccessWorkstationとの組み合わせで多検体の連続評価が可能です。

蛍光発光カイネティクス測定器

(浜松ホトニクス社 Functional Drug screening System (FDSS7000) )

高感度2次元センサーと分注ヘッドにより、化合物添加時の蛍光や発光の変化を、同一条件下でウエル間の時間差なくハイスループットで測定できます。

ハイスループット細胞機能探索システム

(横河電機株式会社 CellVoyager CV8000)

長時間培養しながら細胞の機能や応答を、蛍光解析・ラベルフリー解析・3次元解析・AI機能等を利用して解析できます。創薬研究のスクリーニングにも威力を発揮します。

■薬学共同利用機器

クライオ電子顕微鏡

(日本電子社 CRYO ARM 200)

試料を液体窒素温度に冷却して観察可能な電子顕微鏡で、タンパク質等の生体試料の構造を高分解能で決定することができます。近年はハード・ソフト両面での技術開発が進み、画像撮影のスループットや到達可能な分解能が飛躍的に向上しており、生体分子の立体構造決定の有力な手段となっています。

NMR

機種名(Varian社 INOVA600)

強磁場下の試料溶液へのパルス照射で分子の挙動を調べる装置で、有機化合物の化学構造決定や蛋白質・核酸等の生体分子の立体構造決定の有力な手段です。薬学部では6台の溶液高分解能NMR装置が稼動しており、新規医薬品化合物の同定や生体分子との相互作用解明に用いられています。

共焦点レーザー顕微鏡

機種名(Leica社Leica TCS SP5)

レーザービームを用い「共焦点方式」と呼ばれる方式で 走査を行う顕微鏡。一つの焦点のみを選んでその蛍光を画像化できるため、細胞・組織を「輪切り状態」で観察できます。細胞・組織の内部での物質の位置・動きを高解像度で解析することができます。

コンピューターを用いた医薬品設計システム

蛋白質と医薬品化合物の立体構造をコンピューターグラフィックス上に表示して、蛋白質の働くしくみを明らかにすることや蛋白質と相互作用する新規医薬品の設計に役立てています。薬学部では両者の相互作用パラメータ等を考慮に入れた新たな医薬品設計システムの構築も行っています。

ICP-MS

機種名(Agilent Technologies社 Agilent 7700x ICP-MS)

誘導結合プラズマ(ICP)をイオン源として使用し、発生したイオンを質量分析部(MS)で検出する元素分析装置です。土壌や生体に含まれる重金属など微量の元素をpptレベル(含有率10億〜1兆分の1)で検出可能な、高感度分析機器です。