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2023/03/24

受賞

【受賞】高分子化学分野 学部4年 飯森南斗氏が第96回日本細菌学会総会にて優秀発表賞を受賞しました(2023年3月17日)。

腸管毒素原性大腸菌の病原性発現には、宿主腸管への定着が必須であり、IV型線毛により分泌される可溶性の定着因子が重要な役割を担う。当研究室では、3種類の可溶性定着因子のX線単結晶構造解析を行い、人工膜小胞リポソームを用いた結合アッセイの結果と併せて、それらの腸管定着における役割を考察しました。本研究成果を展開させることで、細菌の腸管定着を標的とした新規感染症治療法の確立が期待されます。