Research / Equipment
研究と設備
研究者紹介
附属創薬センター
創薬臨床研究推進ユニット
構造展開ユニット
渡邊 勇一郎特任助教(常勤)
略歴
2019年 東京大学薬学部薬科学科卒業
2021年 東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了
2021年 東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程へ進学
2022年 現職
アカデミアの先生方が研究されている新規創薬テーマについて、テーマの具現化・リード化合物の創出と非臨床POCの確立に向けた相談や合成展開支援を行っています。
研究テーマ
創薬コンサルティング
医薬データベースを用いた競合環境調査や創薬研究としてのコンセプトの妥当性、テーマの方向性のディスカッションなど、創薬研究に向けたコンサルティングを行う。
ヒット化合物のフォロー
見出されたヒット化合物について、化学構造面からの問題点や懸念を整理し、その改善に向けた合成展開や構造活性相関の検討を行う。
リード化合物への合成展開
ヒット化合物から活性の向上だけでなく、薬物動態・毒性の改善も指向した合成展開を実施し、非臨床POC取得や製薬企業との共同研究や導出を目指したリード化合物の創製を行う。
代表的な業績
Yuichiro Watanabe, Taisei Takagi, Kazunori Miyamoto,* Junichiro Kanazawa, and Masanobu Uchiyama*
“Shelf-stable (E)- and (Z)-Vinyl-λ3-chlorane: An Unusual Stereospecific Hyper-vinylating Agent”
Organic Letters 2020, 22, 3469.
Daisuke Sato, Yuichiro Watanabe, Keiichi Noguchi, Junichiro Kanazawa, Kazunori Miyamoto, Masanobu Uchiyama,* and Akio Saito*
“BF3-Catalyzed Skeletal Rearrangement of 7-En-2-ynones to endo-Type Cyclic Dienes” Organic Letters 2020, 22, 4063.
Kazunori Miyamoto,* Yuichiro Watanabe, Taisei Takagi, Tomohide Okada, Takashi Toyama, Shinji Imamura, and Masanobu Uchiyama*
“CO2-mediated Oxygen Transfer from NaClO-5H2O to Iodoarene: A Highly Practical Synthesis of Iodosylarene”
ARKIVOC, 2021, 7, 1.