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生物有機化学分野(化学薬学領域)

髙嶺 竜太朗特任研究員(常勤)

2016年3月に大阪大学大学院薬学研究科博士前期課程を修了後、製薬企業にて製剤の試験方法の設定といったCMC研究に6年間従事しました。その後、2022年4月より現職に着任し、製薬企業でのCMC研究の経験を活かして、核酸医薬の試験方法の確立や規制整備へ向けた研究を行っています。

研究テーマ

液体クロマトグラフィー (LC)を用いた核酸医薬不純物の分離分析手法の確立

現状の核酸医薬原薬の製造では、固定相上に逐次的合成され目的物質が製造されるまで精製の工程がないため、数多くの不純物が生成される。そのため、どのようにしてこれらの不純物の種類と含有量を管理して原薬の品質を保証するかが課題となっている。本研究では、これら不純物の管理を目的として、LCによる不純物と目的物質との分離分析手法の確立を行っている。

液体クロマトグラフィー/質量分析 (LC/MS)を用いた核酸医薬不純物の配列・構造解析

数多くの不純物が生成される現状の核酸医薬原薬の製造では、どのような構造を持つ不純物が生成されるかを知ることは極めて重要である。本研究では、LC/MSを用いた核酸医薬不純物の配列・構造解析を行い、製造側にもフィードバックすることで核酸医薬開発の促進を図る。