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2026/09/14
受賞
医薬品・医療機器規制科学分野 丹羽祐貴助教のin vitroヒト胎盤関門評価系構築に関する研究が第16回レギュラトリーサイエンス学会において優秀口演者賞を受賞しました。
【発表タイトル】医薬品の生殖発生毒性評価系の開発:In vitroヒト胎盤関門透過評価系の妊娠期該当性の解析
胎盤は、母体から胎児への栄養等の選択的輸送を担うと同時に、物質の非特異的な流入を防ぐ障壁としても機能し、また妊娠維持に必要となるホルモンを分泌する等、多様な機能を有しています。これらのことから、妊娠時薬物療法における医薬品の安全性確保において、ヒト胎盤関門機能への影響評価は重要です。しかし、in vitroヒト胎盤関門モデル系は未成熟であり、利用しやすくヒト胎盤機能を適切に反映したin vitroヒト胎盤関門モデルの開発が望まれています。
丹羽助教は、ヒト胎盤幹細胞を用いて、ヒト胎盤関門モデル系を開発しました。開発したモデルは適切なバリア機能を有しており、胎盤透過既知の薬剤の透過性を適切に評価することが可能であることを示しました。さらに、開発したモデルがどの妊娠期に該当するかを、網羅的遺伝子発現解析 (RNA-seq)により解析しました。その結果、今回開発したモデルは初期胎盤相当であることを明らかにしました。今後、今回開発した系を用いた胎盤透過性評価による生殖発生毒性評価の進展が期待されます。







