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2026/05/11

受賞

【受賞】生体応答制御学分野 博士課程3年 難波龍之氏が日本薬学会第146年会にて学生優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。

【受賞演題】ポリスチレンナノ粒子は皮膚のケラチノサイトを傷害し、抗原感作を亢進する

環境中に廃棄されたプラスチック廃棄物は次第に劣化して砕け、非常に小さな粒子になります。近年では、そのようなプラスチック粒子がヒトの様々な臓器から検出されており、プラスチック汚染は人類の健康問題へと発展しつつあります。本研究では、ナノサイズのポリスチレン製粒子が皮膚表面を覆う角化上皮細胞(ケラチノサイト)を傷害し、皮膚のバリア機能を低下させることで、アレルギーの原因となる物質が体内に侵入しやすくなることを示しました。本研究の成果は、プラスチック粒子による新たな健康被害、とりわけアレルギー疾患の発症リスク評価や予防法の確立に活かされることが期待されます。