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2026/02/16
研究
【論文掲載】創薬ナノデザイン学分野の本田昂湧さん(学部6回生)、吉岡靖雄・特任教授(常勤)らの論文が Molecular Therapy 誌に掲載されました。
創薬ナノデザイン学分野の本田昂湧さん(学部6回生)、吉岡靖雄・特任教授(常勤)らの研究チームは、メッセンジャーRNAワクチンの副反応が誘発されるメカニズムの一端をマウスで解明しました。本研究成果は、副反応を低減したmRNAワクチン開発に重要な知見を提供するものです。
【研究成果のポイント】
・mRNAワクチンは強力な免疫応答を誘導できる一方で、発熱や倦怠感などの副反応を高頻度に引き起こし、特に2回目投与以降で副反応が増悪することが課題となっています。
・本研究では、マウスモデルを用いて、mRNAワクチン投与後の副反応誘導メカニズムを解析しました。
・その結果、IL-6、TNF-α、Ⅰ型IFN、IL-1といった炎症性サイトカインが、1回目および2回目投与後の発熱や体重減少などの全身性副反応に重要な役割を果たすことを明らかにしました。
・特にIL-6の阻害は、副反応を抑制しつつ、抗原特異的な免疫応答には影響を与えないことが示されました。
・さらに、2回目投与後には抗原特異的T細胞由来のIFN-γがTNF-α産生を促進し、副反応増悪に寄与する可能性が示され、人で報告されている「2回目投与以降の副反応増悪」の分子基盤の一端を明らかにしました。
・本研究成果は、副反応を低減したmRNAワクチン開発に重要な知見を提供するものです。
本研究成果は、米国科学誌「Molecular Therapy」(オンライン)に2026年1月20日(火)に掲載されました。
雑誌名:Molecular Therapy
論文名: Inflammatory mediators of mRNA vaccine-induced adverse reactions in mice
著者名:Koyo Honda, Tatsuya Karaki, Yuta Kunishima, Yoshino Kawaguchi, Naoki Takemura, Takashi Matsuzaki, So-ichiro Fukada, Tatsuya Saitoh, Toshiro Hirai, Yasuo Yoshioka
DOI:10.1016/j.ymthe.2026.01.022.







