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2025/11/18

受賞

【受賞】生体構造機能分析学分野 博士後期課程3年 小林利通氏が 第58回酸化反応討論会にてポスター賞を受賞しました。

第58回酸化反応討論会(令和7年11月15日–16日)
「アザフルオレノンを光触媒として用いた電子移動酸化」
ポスター賞
小林 利通(生体構造機能分析学分野 博士後期課程3年)
近年、有機光触媒を用いた電子移動酸化による有機合成が、金属を用いない点や、温和な条件で特定のC-H結合や官能基を選択的に修飾できる点などから医薬品合成においても注目を集めています。
 今回、これまで光触媒としての利用がほとんど行われてこなかった、塩基性の環窒素を有するアザフルオレノン誘導体に着目し、その合成法の開拓と物性解明、さらに光触媒として用いた酸化反応を検討しました。環窒素を活用した電子的特性のチューニングや、トルエン類の高効率酸化反応を見出し、新たな触媒としての更なる応用が期待されたことから受賞に至りました。