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2025/06/04

受賞

【受賞】分子生物学分野 学部6年 好光恵梨子氏が日本薬学会第145年会にて優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。

概要
日本薬学会第145年会(令和7年3月26日~29日)
「患者血清由来B型肝炎ウイルスゲノムを標的としたCRISPR-Cas12a搭載アデノウイルスベクターの有効性評価」
優秀発表賞(口頭発表の部)
好光 恵梨子(分子生物学分野 学部6年)

B型肝炎ウイルスは肝がん、肝硬変を引き起こすウイルスであり、世界的に問題となっています。私たちは、B型肝炎ウイルスに対する治療薬としての可能性を評価するために、ゲノム編集タンパク質であるCRISPR-Cas12aシステムを搭載したアデノウイルスベクターによる排除を試みました。その結果、Cas12aによる効率的なゲノム編集を介して、B型肝炎ウイルスのRNAおよびタンパク質が有意に減少することを明らかにしました。今後はCas12aの特性を活かしてさらなる効果の向上を目指す予定です。