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2025/05/01

受賞

【受賞】生物有機化学分野 学部4年 池本 陽喜 氏が日本薬学会第145年会(2025年3月)にて学生優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。

<概要>
日本薬学会第145年会(2025年3月26日–29日)
「8–17 DNAzyme の触媒コアに対するホスホロチオアート修飾の導入検討」
学生優秀発表賞(口頭発表の部)
池本 陽喜(生物有機化学分野 学部4年)

DNAzymeは特定の反応を触媒する1本鎖のDNAです。中でも、8–17 DNAzymeは配列特異的にRNAを切断するDNAzymeであり、遺伝子制御への応用が期待されています。しかし、生体内安定性の低さが課題となっており、化学修飾による安定性の向上が求められています。本研究では、高次構造を形成している「触媒コア」というドメインに対し、ホスホロチオアート修飾の導入を検討しました。網羅的に修飾箇所を検討し、活性を大きく落とさず生体内安定性を向上させた修飾8–17 DNAzymeの取得に成功しました。今後は、得られたDNAzymeを用いて細胞系での遺伝子ノックダウンを評価していきます。