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2024/12/12
受賞
【受賞】臨床薬効解析学分野 学部6年 梶浦僚太氏が第146回日本薬理学会近畿部会にて優秀発表賞を受賞しました。
心筋梗塞は心不全の主要な発症原因の1つであり、梗塞後に発症する心不全は治療抵抗性を示すことから新規治療法の開発が求められています。心筋梗塞が発症すると、心臓組織では心筋リモデリングが起ここりますが、多様な細胞種やサイトカインが複雑に関与することから未だ完全なメカニズム解明には至っていません。
本研究では、心筋梗塞後の心臓組織に存在するミエロイド細胞由来のTransforming growth factor β3(TGFβ3)が、心保護的な効果をもたらすことで心筋リモデリング制御に関与していることを明らかにしました。本研究成果は、今後の心不全治療開発の一助となることが期待され、本受賞に至りました。