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2024/05/08
受賞
【受賞】分子生物学分野 博士課程1年 浦谷悠生氏が日本薬学会第144年会にて学生優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。
【概要】
日本薬学会第144年会(令和6年3月28日- 31日)
「薬剤性消化管障害の予測におけるヒトiPS細胞由来腸管オルガノイド単層膜の有用性」
日本薬学会第144年会学生優秀発表賞(口頭発表の部)
浦谷 悠生(分子生物学分野 博士課程1年)
薬剤による消化管障害は主要な有害事象であり、その発生を予測することは新規薬剤開発において非常に重要です。私たちはこれまでに、オルガノイド培養技術を利用して独自の技術でヒトiPS細胞から高機能な腸管上皮単層膜(ELC-org-mono)を分化誘導する手法を確立しました。本研究では、ELC-org-monoを用いて薬剤性消化管障害を予測する実験を行い、その結果は臨床における薬剤性消化管障害の有無を一部反映するものでした。今後は評価方法を増やすことによって多様なメカニズムで発症する下痢を予測するための検討を行っていく予定です。