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2022/11/01

受賞

【受賞】分子生物学分野 博士後期課程1年 朝山晃氏が第72回 日本薬学会 関西支部総会・大会にて優秀発表賞を受賞しました。

概要
第72回 日本薬学会 関西支部総会・大会(令和4年10月8日)
「CRISPR-Cas9および-Cas12aを用いた遺伝子ノックイン効率の比較検討」
優秀発表賞
朝山 晃(分子生物学分野 博士後期課程1年)

CRISPR-Casシステムを用いたゲノム編集技術の開発により、特定のゲノム領域に対して外来遺伝子を挿入する遺伝子ノックイン技術も大きく発展しています。しかしながら、CRISPR-Casシステムで用いられるタンパク質Cas9とCas12aは、性質の違いにより遺伝子ノックイン効率を正確に評価することが困難でした。今回我々は、Cas分子間で遺伝子ノックイン法の効率を比較可能なレポーター細胞の樹立に成功しました。さらに、作製した細胞を用いた複数の遺伝子ノックイン法の比較にも成功しました。今後更なる研究の発展により、遺伝子ノックイン技術の遺伝子治療等への実用化に大きく貢献することを期待します。