創薬サイエンス研究支援拠点
創薬の流れ
化合物スクリーニング
発症原因に有効な
“化合物”を探し出せ
薬のタネとなる「発症原因に効く化合物」を探す。
といっても、地球上のあらゆる化合物がその候補。優に数千万種類以上も存在しています。それを人の手と目で選別するのは不可能。
そこで、過去の研究や既存の薬を参考にしたり、過去の研究情報とともに化合物が保管されている「化合物ライブラリー」を活用したりして、的を絞っていくのです。
薬の候補コレクション「化合物ライブラリー」
薬のタネになる可能性を秘めた様々な化合物を集めたものを「化合物ライブラリー」と呼びます。創薬サイエンス研究支援拠点では、約15万の化合物を自動化合物倉庫で管理し、創薬研究のために研究者に提供しています。
より詳しく知りたい人はこちら!
化合物の可能性は
ひとつ残らずスクリーニング!
化合物ライブラリーの中にある、薬のタネのたくさんの候補をふるいにかけて、有望な化合物を見つけていきます。こうして病気に効きそうな化合物を探すことを「スクリーニング」と呼びます。
より有望な薬のタネ候補を探し当てるために、条件を変えて何度も何度も実験を行います。といっても、何十万もある化合物を、人の手で実際に実験して検証するには限界があります。そこで、病気や化合物などの条件をセットすれば自動でスクリーニングできる機器を活用し、研究サポートを行っています。
こうして膨大な数の実験や検証を経て、やっと効果が認められた有望な薬のタネ候補は、「ヒット化合物」と呼ばれます。
このヒット化合物だけが、次のプロセス「合成展開」へと進むことができるのです。
コンピューター上で化合物を絞り込む!
『インシリコスクリーニング』
「インシリコスクリーニング」は、コンピューター上で、化合物の形や性質といったデータをもとに、その化合物が効果を発揮するかどうかシミュレーションして絞り込むことを言います。例えば「化合物が病気の原因となるたんぱく質に結合するかどうか」を、コンピューター上だけで予測できるのです。化合物は数十万もありますから、このように特に効果のありそうな化合物だけに絞り込んで優先的に検証できれば、実験にかかる時間を短縮して、費用も有効に使うことができます。