大阪大学大学院 薬学研究科
生物有機化学分野チャンネル
アドミッションポリシー
当研究室では、大阪大学のアドミッションポリシーのもと、高度な専門性と深い学識、教養、国際性、デザイン力を身につけることにより、世界の第一線で活躍できる研究者を育てることを第一の目標としています。
小比賀研の求める人物像
当研究室では、生物有機化学や核酸化学といった学問を考究し、新たな創薬モダリティの一つである「核酸医薬」を中心とした研究開発を進め、現代の医学ではまだ根治困難な疾患の治療につながる基礎研究・応用研究に取り組んでいます。当研究室の構成員には、難病に苦しむ患者さんを1人でも多く、1日でも早く救いたいという思いを常に持って研究に挑んで欲しいと思います。そのためには、能動的、主体的に物事を考え、失敗を恐れず、自身の限界を決めず、何事にも全力で取り組む姿勢が大切です。こうした考えに共感できる意欲的な方々の参画を、我々は多いに歓迎します。是非とも当研究室の扉をたたいてください。
カリキュラムポリシー(ゼミ、ミーティングについて)
研究室では毎週1回、最新の関連論文をお互いに紹介する文献ゼミを行っています。この文献ゼミは、一部英語での発表を取り入れています。また、研究の進捗状況を報告し、全員で議論する実験ゼミを月1回(土曜日)行っています。これらは、研究に必要な思考力、洞察力、得られた結果を適切に表現する能力や論文作成のためのポイントを身につけてもらうことを狙いとしています。それ以外に、数名ごとの研究グループ単位で、グループミーティングを適宜実施しています。グループミーティングでは、細かな実験手法を含めて担当教員や先輩からの指導を受けることができます。
ディプロマポリシー
学部3,4年生
学部3年生で研究室に配属されますが、3年終了時までには研究を進めていくために必要な基礎知識並びに基礎技術(実験手法、解析手法)を修得してください。この1年間は、研究の基礎を学ぶ時期です。成果を出すことも大切ですが、基礎力をつけることを第一に考えてください。関連の英語論文をできるだけ多く読み込みましょう。研究を進める上で気になることがあれば、翌日に持ち越さずその日のうちに教員や先輩と議論し、解決策を見つけるという姿勢が大事です。学部4年生では、力一杯研究に打ち込み、自らの手で一つでも多くの結果を出すことに努めましょう。そして、その結果を科学的に説明する力を養ってください。4年生終了時までに1回は学会発表できるはずです。 目標:4年生終了時までに学会発表する。
学部5,6年生、修士
学部5,6年生や修士課程の院生は、すでに研究の基礎力は身についているはずです。この2年間は、得られた実験結果をもとに次のアクションに繋げていく力を身につけてください。漫然と毎日実験するのではなく、実験計画を立て、実施し、結果を考察、次の計画を立てる、このサイクルを意識してしっかり回していくことが大事です。そして、研究とはどういうものか、研究をどう進めていくべきかを身につけてください。最終学年では、成果の論文化を意識して研究を行ってください。
目標:年に1回は学会発表する。最終学年の12月までに学術論文を1報投稿する。
大阪大学大学院 薬学研究科 生物有機化学分野
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