ヒトの健康とその確保を考究する薬学は、人類の歴史の当初に
誕生し、これまで共に歩み続け、そして未来への大きな使命を
担っています。


ヒトと薬の関わり、その始まりは遙か太古にさかのぼります。我々は数千年前から動物や植物、鉱物の中から毒を体験するなかで、経験的に取捨選択し、薬物として利用してきました。20世紀に至り、ファインケミストリーの目覚ましい発展で医薬品合成技術が飛躍的に向上し、次々に新しい医薬品が開発されました。さらに21世紀は「ライフサイエンスの時代」として、薬学がさらに飛躍的に発展・充実する絶好の機会と言われています。それでもなお、いまだ薬で根治することが困難な病気は多く存在します。がんやエイズをはじめ、心臓病、糖尿病、老人性認知症などです。これらに対する根本的な治療薬の開発が切望されているのです。そのために今後の医薬品開発では、これまでの科学技術に加え、コンピュータによる理論的分子設計、ゲノム・プロテオミクス、情報科学、薬物送達システムなど、新しい概念での薬学研究がより注目を集めることとなるでしょう。そのうえ、iPS細胞による再生医療(細胞性製剤として)や創薬ステップへの活用など、今後の最先端医薬(ナノ医薬、バイオ医薬、細胞医薬、分子標的医薬など)とその開発には、有効・有用なのは当たり前で、さらに安全・安心への希求が益々高まるものと思います。加えて、昨今の食・化粧品の安全・安心への関心と共に、人類が直面している最大の課題の一つがヒトを含めた地球生態系の健康障害、すなわち「環境問題」です。これらの解決にも総合健康科学としての薬学が果たす役割に注目が集まっています。 このように、薬学を学んだ、所謂、薬学人への期待とその活躍できる場は、まさに無限に広がっています。

薬学を志す君たちへ。
全ての生命に対する豊かな未来を共に目指そう!


地球上のあらゆる生命に関わる化学物質を総合的に科学し、医薬品の創製を通じてヒトの健康に奉仕することで、安全で豊かな社会の発展に貢献していくことを使命としてきた学問、「薬学」。そのさらなる発展には、ヒトを含めた生態/生体系の健康確保に対して愛情と熱意を持ち、創造性豊かで意欲に満ちた若い力が不可欠となっています。その力を発揮することで、人類の福祉に貢献しながら、世界を舞台に薬学に課せられた使命を全うする。それが21世紀の新たな生命科学と創薬科学の発展の一翼を担う人材のあるべき姿なのです。そのための第一歩を大阪大学薬学部・大学院薬学研究科で踏み出してみませんか?国内外屈指の研究型大学(RU)としての大阪大学の中でも、薬学研究科・薬学部は、医療系研究科・学部の中で、「ものづくり(創薬)」を得意とし、特に、大阪大学薬学研究科・薬学部ならではの「創薬基盤技術力」と「創薬臨床力」に圧倒的な強みを持っています。あなたの夢を叶えるだけの、大阪大学だからこその、総合的かつ、魅力ある教育研究分野があなたを待っています。21世紀を輝き続けるため、共に夢を語り、共に学習し、心ゆくまで研究してみませんか?

大阪大学薬学部長・大学院薬学研究科長
堤 康央

堤康央 大学院薬学研究科長・薬学部長からのメッセージ

ムービー(6分11秒)
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