研究室概要

 海洋薬用資源(海綿などの底生海洋生物や海洋微生物)から見出される二次代謝産物は、人類の叡智を超えた多彩な化学構造を有しています。そして、この化学構造多様性は、生体内に存在する様々な分子と選択的に結合できることを意味しており、実際に、この化学構造多様性に由来する多彩な生物活性から、数多くの二次代謝産物が、医薬品または医薬シーズとして利用されています。また近年では、このような多彩な生物活性を分子レベルで理解しようとするケミカルバイオロジー研究の発展にも貢献しており、特に、生物活性を有する二次代謝産物(活性天然物)の標的分子(結合タンパク質)を明らかにする研究は、新しい創薬標的の開拓に繋がる重要な研究として注目されています。
 私たちの研究室では、「最新の生物学的知見に基づく評価系(スクリーニング系)構築」、「独自の海洋薬用資源ライブラリーからの新規活性天然物の探索研究」、「見出した新規活性天然物の全合成およびアナログ化合物合成」、「見出した新規活性天然物の作用機序と標的分子解析」の4つの研究を柱に、化学領域と生物学領域の複合的創薬研究をシームレスに進め、新規医薬シーズや創薬標的を創出することを目指しています。また、所属する学生や研究生には、複合的な創薬研究を通して、化学と生物学の両視点を持つ人材へと成長し、国際的に活躍してくれることを願っています。

お知らせ

  • 2020.10.19
    天然物創薬学分野のウェブサイトをリニューアルいたしました

大阪大学大学院 薬学研究科

天然物創薬学分野

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1−6

Laboratory of Natural Products for Drug Discovery,

Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Osaka University

1-6 Yamadaoka, Suita 565-0871

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