定量生命物理化学分野のホームページ


English  Japanese

大阪大学大学院薬学研究科定量生命物理化学分野(旧:高分子化学分野)へようこそ。
私達は、創薬標的タンパク質の活性と直結する動的な立体構造を明らかにした上で、
他分野の手法で得られる知見と統合することで、生命現象全体を理解して、
創薬加速につなげる研究を展開しています。


メンバー


研究業績

以下の各スタッフのResearchmapへのリンクをご参照下さい。

研究内容

くすりの受容体であるタンパク質は、立体構造を形成した上で、
その構造をたえず変化させることで、生理機能を発揮しています。

NMR法では、生理的環境に対応する溶液条件下において、
タンパク質がどのような構造の間を、
どのような割合や速度で交換する動的構造平衡状態にあるか、
という定量的な時空間情報を得ることができます。
また、X線結晶構造解析や極低温顕微鏡解析では、
精緻な立体構造を実験的に明らかにすることができます。

私達は、これらの手法を利用して、創薬標的タンパク質における、
活性と直結する動的立体構造を明らかにしています。

さらに、動的立体構造を薬物により制御することを可能としたり、
動的立体構造と生化学的、細胞生物学的なリアルタイム観測データを
統合した数理モデルを作成したりすることで、
構造と細胞機能を結びつけて生命現象を定量的に説明して、
創薬を加速したりする研究を進めています。


研究内容の詳細



大阪大学大学院薬学研究科定量生命物理化学分野
〒565-0871 吹田市山田丘1-6
Phone: 06-6879-8220