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臨床の息吹を薬学に  

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〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-6 

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臨床薬効解析学分野

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘1-6 
大阪大学大学院薬学研究科 
2号棟4階
TEL.06-6879-8253
FAX.06-6879-8253









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平成21年10月より、大阪大学大学院薬学研究科臨床薬効解析学分野を
担当させていただいております、藤尾 慈(ふじお やすし)と申します。
当分野は、平成7年に大阪大学薬学部に誕生し、以来「臨床の息吹を薬学に」
を基本理念に運営されております。
臨床とは、一般的には、病気の診断、治療(あるいは緩和)に関する行為と
理解されるでしょう。
確かにこれらの技術に習熟することは極めて重要です。未熟な 技術・不正確な
知識は患者さんに、ご家族に、とりかえしがつかないような悲しみをもたらします。
が、大学における臨床の使命は、学生に技術・知識を身に付 けさせることだけでは
   なくて、現在の医療の限界を知りその改善に寄与すること、疾病の発症メカニズムを解明し新たな医療を
   確立することにあると考えます。
   現在、臨床薬効解析学分野では、循環器疾患を中心に、患者さんのデータを臨床的に解釈するのみならず
   基礎科学を通してさらに理解を深めること、逆に疾患モデルから得られた知見を臨床における診断・治療に
   役立てること、という二つの観点から研究を進めています。
   緒方洪庵の和歌に「あめつちの神の教えのほかにわがくすしのみちののりあらめやは」という歌があります。
   200年の時を越えて、洪庵の志に思いを馳せ、日々の研究、教育、人材育成に精進して参りたいと存じます。

  

  1.循環器疾患を対象とした分子生物学
   1)心臓病におけるサイトカイン医生物学
   2)心不全とカルシウムシグナルに関する研究
   3)循環器疾患に対する新規治療法開発

  2.循環器疾患を対象とした臨床科学
   1)IL-11を用いた新規心血管病治療のための臨床試験
   2)臨床サンプルを用いたバイオマーカー/治療標的探索

  
  3.腎疾患を対象とした分子生物学
   1)腎臓病
(糖尿病性腎臓病など)の病態形成機構の解明
   2)腎臓病に対する新規治療法の開発

 


研究科・学部紹介ムービー 藤尾先生のインタビューが載っています
「病気のメカニズムの解明と新たな治療薬の開発」
http://www.phs.osaka-u.ac.jp/school/movie.html



■実施臨床試験について■
有益な禁煙指導法確立のためゲノム薬理学的研究
http://www.phs.osaka-u.ac.jp/outline/publicity.html

抗うつ薬に関する臨床試験デザインを最適化するための臨床薬理学的検討