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卒業生インタビュー

共に遊び、学業に辛苦した
一生ものの友人たち

塚本 効司 さん

平成13年 卒業/兵庫医療大学 薬学部

私は現在、兵庫医療大学薬学部にて研究、教育に従事しています。新設大学のため現在も発展中で、より大学らしい教育・研究環境を整えようと日々努力しています。
現在の研究テーマは、目に見えない微量な生体分子や有害な金属イオンなどを発光させて目に見えるようにする「蛍光プローブ」の開発です。これにより、生体にとって重要な分子の役割を解明できたり、有害物質を簡単に検出できたりするようになるといいなと思っています。

大学時代にもっと自由にさまざまな視点から物事を考えて実験をしておけば、なんて思うことも多くあります。そんな風に研究や実験に行き詰まったとき、刺激を与えてくれるのは、大学時代の友人たちです。同じ学問の道を志す友人たちは、時にはよき相談相手となり、時にはライバルとなり、自分を成長させてくれました。それは今も同じです。共に遊び、学業に辛苦した友人たちとの縁は簡単に切れるものではなく、大学生活で私が得た、何よりも大切な一生ものの友人となっています。

受験生へのメッセージ

仕事に必要なのは、ひとつのことに高い能力を発揮できる「専門性」と、様々な視点から物事を捉えることのできる「広い視野」。今振り返ると、それらを養った、広大なキャンパスに多種多様かつ高度な学問がぎっしり詰まった大阪大学は、非常に優れた学習、研究環境だったのだなと感じています。