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よくある質問

Q1

大阪大学薬学部に入学するためにどのような手続きが必要ですか?

詳しくは、大阪大学の入試案内をご覧ください。

Q2

先進研究コースの3年次から6.5年間に渡って行う研究はどのようなものですか?

各研究室に配属され、指導教員とともにその専門領域での世界最先端の研究を行います。研究室の紹介については、研究室紹介ページをご覧ください。各研究室では、大学院生や教員と共に問題点の抽出に始まり、研究テーマの立案、実験の計画・実施・検証を行うことで、一流の研究者に求められる問題解決能力、独創性に優れた思考力、科学的論理性に基づく総合判断力を培います。また、得られた研究成果を国内外の学会発表や国際誌への論文投稿などを通じて発信することで、国際舞台で活躍する研究者へと養成します。

Q3

Pharm.Dコースと薬学研究コースの3~6年次に行う研究はどのようなものですか?

薬学部の研究室に配属され、指導教員のもと、その専門領域の研究を行います。配属される研究室の紹介については、研究室紹介ページをご覧ください。配属された研究室において、大学院生や教員と共に実験や学会発表などを行い、研究活動を通して論理的な判断力、科学的論理思考能力を培います。それぞれの研究のまとめとして長期課題研究論文の執筆、並びに発表会での研究成果発表を行います。

Q4

Pharm.Dコース及び薬学研究コースの3~6年次に十分に研究を行う時間はあるのですか?

あります。
両コース共に3年次から研究室配属され、指導教員のもとで専門領域の研究を開始します。Pharm.Dコースでは、4年次後期に、薬学研究コースでは、5年次後期に臨床現場での実務実習に必要な共用試験(CBT、OSCE)が実施されると共に関連講義も増加します。
しかし、目安として一日の半分程度の時間は研究室で研究を実施できると考えて下さい。また、5年次前期(Pharm.Dコース)及び6年次前期(薬学研究コース)に実施される実務実習(薬局実習、病院実習)の5ヶ月間は研究がストップすることはありますが、それ以外の期間は研究に専念できます。

Q5

各コースは、何時、どのように選択するのですか?

Pharm.Dコースと薬学研究コースは、3年次に進級する時にコース分けされます。薬学部の中にPharm.Dコースの研究室と薬学研究コースの研究室があります。3年次に希望するコースの研究室に配属されることがコース選択となります。
先進研究コースは、推薦入試に合格して頂き、入学時から共通教育とともに特色ある講義や演習を先進研究プレコースとして受講します。3年次からは、配属された研究室にて、先進研究コースとして世界最先端研究を開始することになります。

Q6

Pharm.Dコース及び薬学研究コースを卒業して研究者になれますか?

なれます。
3年次から6年次まで4年間の長期課題研究を通して研究者として必要な問題解決能力、科学的思考力を養います。但し、一流の研究者を目指すのであれば、大学院博士課程への進学を勧めます。6年制卒業後に大学院に進学し研鑽を積めば、博士(薬学)の称号を取得することが出来ます。この学位は、一流の研究者であること示す重要な称号です。
一流且つ世界で活躍できる研究者を目指すのであれば推薦入試を受験して頂き、先進研究コースを選択することを勧めます。

Q7

3年次からの研究室配属で、好きな研究室が選べますか?

配属研究室は、基本的に学生の希望により選択できますが、研究室の定員を超える希望があった場合は1~2年次までの成績順で選ぶ場合もあります。研究室の定員は限られておりますので、成績によっては、希望する研究室に配属されない場合があります。

Q8

Pharm.Dコース或いは薬学研究コースから先進研究コースへの移動は可能でしょうか?

Pharm.Dコースと薬学研究コースは2年次が終わる段階で、また薬学研究コースの場合はさらに4年次が終わる段階で実施されるコース編入試験を受験し合格すれば先進研究コースへの移動は可能となります。但し定員の関係で必ずコース編入試験が実施されるとは限りません。基本的に、先進研究コースを希望される方は推薦入試を受験して入学してください。

Q9

先進研究コースで博士の学位を取得することの特別なメリットはなんですか?

先進研究コースでは、薬学部と大学院とが一体化し、途中で実習や試験で途切れることなく継続して研究できるようにしています。学位取得後、学部に復学するため、社会に出るまでに2年間の時間があります。もちろん、大学院時代の研究を自主的に進めていただくのもよいですが、それ以外にも、自身のキャリアについて時間をかけて準備いただけると思います。たとえば、
・海外への長期留学の準備をする。(留学先を探す、助成に応募するなど)
・卒業後に就けるようなアカデミックポジションを探す。
など。
また、就職活動時に完成した論文を実績として企業等にアピールできます。

Q10

就職活動はどのように行えばいいですか?

基本的には、各自で行って下さい。配属された研究室の分野主任(教授)が相談にのってくれます。大学教員、国公立研究機関、製薬企業、官公庁、病院、薬局という多種多様な就職先があるので、他学部に比べて就職は良好ですが、油断すること無く、本学在学中に研鑽を積むことで得た能力を発揮し、就職戦線を勝ち抜いて下さい。