創薬研究機器導入機器 一覧
測定器
Infinite M1000 プレートリーダー
【可能な検出機能】
●吸光度、吸光度スキャン
●蛍光、蛍光スキャン
●TRF、FRET、TR-FRET
●FP
●発光アッセイ
【台数】1台
【設置場所】薬学研究科1号館406号室
機器利用前にご確認ください
●測定データはDVD-Rに移して持ち帰ってください。
紹介動画
詳細情報
光源
長寿命で高エネルギーのキセノンフラッシュランプ。また、蛍光偏光測定の場合は、安定した発光ダイオード方式。
波長選択方式
モノクロメーター方式で、迷光を2x10-7まで低減出来る、励起側2基、測定側2基、合計4基のモノクロメーターを搭載しており、波長の選択は、1nm単位で自由に設定出来る。
蛍光測定及び波長範囲と感度
上方・下方蛍光測定機能が搭載され、波長範囲が230nm~850nmであり、波長が1nm単位で設定でき、感度が上方測定で0.17fmol/ウェル以下、下方測定で2fmol/ウェル以下である。
スペクトルスキャン機能
未知のサンプルや最適な波長が検索出来るスペクトルスキャン機能が搭載され、吸光、上下方蛍光でスキャンが可能で、蛍光については、励起側、測定側を同時にスキャン出来る。
蛍光偏向測定
蛍光偏向測定機能が搭載され、精度は384ウェルプレート使用時に2mPstdev以下である。
吸光測定及び波長範囲と測定レンジ
吸光測定機能が搭載され、波長範囲は230~1000nmであり、測定レンジが0~4ODである。また、4ウェル同時測定が可能で有り、最短スピードで、384ウェルプレートを15秒以内で測定出来る。
発光測定
グロー発光測定、デュアルカラー発光測定、フラッシュ発光測定が可能で有り、グロー発光の感度は、ATP、384ウェルプレート、100μl/ウェルの条件で0.7fmol/ウェル以下で有り、フラッシュ発光測定の場合は、ATP、384ウェルプレート、100μl/ウェルの条件で80amol/ウェル以下である。
オートフォーカス機能
感度をより向上させるための高さ調節機能が搭載され、自動、手動いずれでも調節出来る。
インジェクター機能
試薬を分注するためのインジェクター機能が搭載され、最小分注量は5μlで、設定は1μlステップででき、且つ、シリンジサイズが、500μl、1000μl、2500μlから選択出来る。
時間分解蛍光測定
迷光を除去した、より感度の高い蛍光測定を実施する際に用いるユーロピウム等を使用した時間分解蛍光測定が出来る。
温度コントロール
温度を一定に保ちつつ、時系列的な反応測定を実施する際に必要な温度コントロール機能が搭載され、室温+4℃~42℃までの制御が出来る。
検出器
検出器については、蛍光用、吸光用、発光用が独立した検出器を搭載している。
対応プレート
使用出来るプレートは、6~1536ウェルプレートに対応していて、ソフトウェア上で簡単に選択でき、調整等が不要である。
攪拌機能
サンプルを均一に攪拌させるための攪拌機能が搭載され、サンプルに応じて、直線、回転、スピード、時間が設定出来る。
標準フィルター
デュアルカラー発光用(BRET1/BRET2/ChromaGlo対応)のフィルターが4枚以上搭載されている。
多点測定機能
24ウェルプレートや48ウェルプレート、または接着細胞等の測定時に有効な多点測定が上方・下方蛍光測定と吸光測定で可能である。
半値幅調整機能
蛍光色素に最適な微調整が可能である。
制御・測定用ソフトウェア
制御測定用のソフトウェアが標準で搭載されていて、測定データは、プロトコルデータ、測定日などと併せて、Excel上へ自動的に展開出来る。Excel上へのデータ展開は、プレート配列形式(Matrix)もしくは、リスト形式(Row/Column)等、必要に応じて、自由に設定出来る。プロトコルの設定についても、同一プロトコル内で蛍光・吸光・発光の組み合わせができ、さらに異なった波長の測定を自由に組むことが出来る。