大阪大学薬学研究科 創薬推進教育プログラム
   大阪大学における本プログラムの位置づけ
 大阪大学は、「地域に生き、世界に伸びる」をモットーに、「教養・デザイン力・国際性」を教育目標とし、市民社会においてリーダーとなる人材の養成を目指しています。 こういった取り組みとして、法人化初年度となった平成16年度には「大学教育実践センター」を設置することにより教養教育の充実を図り、平成17年度には「コミュニケーションデザインセンター」を設立してデザイン力を育み、特に大学院における教養教育に力を注いでいます。また平成18年度には「学際融合教育研究プラットフォーム」を設置することにより、研究科を横断しての教育研究の支援、時限終了後のプログラムやプロジェクトの昇華・発展のためのシナリオ構築を担わせ、さらに平成19年度には、大阪外大との統合を控え「グローバルコラボレーションセンター」を開設して異文化共生社会に資する国際性の醸成を図っています。
 このように大阪大学では、学部教育のみならず、大学院教育においても幅広い教養教育に支えられた人材、領域横断的な人材、つまり、市民社会で活躍する“しなやかな専門家”の育成を目指しています。 医学、歯学、薬学及び保健学で構成される大阪大学の医療系の教育は、古くは江戸時代の適塾にその源流を求めることができ、いずれも歴史と伝統をもち日本のリーディングスクールを自負しています。
 薬学研究科は、1955年に国立大学で最初に独立した学部として設置された薬学部を基礎にしており、また医学系研究科保健学専攻は、1967年に日本で最初に設立された医療技術短期大学部を、1993年にこれも日本で最初に4年制に改組した医学部保健学科を基礎にした大学院です。この二つの組織は建物も隣接しており、従来から「ヘルスケア科学」をキーワードに教育および研究において密接な連携を図ってきました。「創薬推進教育プログラム」は、こういった連携体制を基盤として、さらに上記のような学内組織の支援を受けながら、社会的ニーズに対応できる優れた創薬研究者の輩出を目指すものであり、「地域医療に貢献し、世界の創薬研究をリードできる」人材、まさに“しなやかな専門家”の育成を目指すものと言えます。
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