大阪大学大学院 組織的な大学院教育改革推進プログラム 健康環境リスクマネージメント専門家育成
   
大阪大学大学院 組織的な大学院教育改革推進プログラム 健康環境リスクマネージメント専門家育成 プログラム内容
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平成23年度 応用環境生物学特別講義 
海外交流プログラム
研修期間
 平成23年8月21日(日)~9月1日(木)
研修参加者
  教員:のべ5名 (薬学研究科 2名、GLOCOL 3名)
  学生:7名(内訳) 薬学研究科 修士1年 5名
           人間科学研究科 博士1年 1名
           医学系研究科 修士2年 1名
研修のテーマ
 
アジア地域における安全な食・環境の確保について

研修スケジュール
  8月21日(日) 【タイ】
  ・関西空港出発
  ・バンコク到着
  ・ホテルでミーティング
  ・オートーコー食料品市場訪問、検査用食品サンプルの調達
   【タイの一般的な食品市場での衛生状況の調査および、重金属残留の評価に
    用いる食品サンプルの調達】
  ・タイの研究者(阪大院薬のOB)の方々との意見交換会
        
 8月22日(月)【タイ】  
  ・味の素タイ工場(Pathum Thani Factory)見学
   【工場の概要と主に排水処理について調査】
  ・Thailand Institute of Scientific and Technological Research(TISTER)
   訪問       
   【バイオテクノロジーを用いたエネルギー産生システムなど、様々な研究
    施設の見学】
  ・マヒドン大学薬学部にて食品中残留重金属の簡易検査
   【8月21日に調達した食品中の鉄、銅、鉛残留量を簡易検査キット(試験紙)
    を用いて検討】
  ・マヒドン大学の先生・学生との意見交換会
        
 8月23日(火)【タイ】
  ・上野製薬タイ工場(Ueno Fine Chemicals Industry)見学
   【事業内容の説明、製造工程、廃水処理工程の見学】
  ・大阪大学感染症国際研究拠点 日本・タイ感染症共同研究センター(RCC-
   ERI)訪問
   【研究施設の見学、経口感染症(コレラやノロウイルスなど)についての
    講義】 
  ・RCC-ERIの先生方、阪大バンコク教育センターの先生方との交流会
         
 8月24日(水)【タイ/ベトナム】 
  ・マヒドン大学でグループディスカッション
   【日本・タイの学生で『食の安全性について』議論】
  ・バンコクを出発し、ホーチミン市へ移動
   【平田收正先生、宮本和久先生とお別れし、ホーチミンの空港で住村欣範
    先生と合流】    
  ・ホーチミンからすぐにニャチャンへ移動
        
 8月25日(木)【ベトナム】 
  ・ダム市場訪問
    【残留抗菌剤測定に用いる食品サンプルの調達、市場の衛生状況の調査】
  ・パスツール研究所訪問
    【ダム市場で調達した畜産品、エビに含まれる抗菌剤の定量実験、
     ベトナム中部地域における食中毒についての講義】
  ・ニャチャン郊外のエビ養殖場見学
   【比較的小規模なエビ養殖場見学、抗菌剤の使用についての調査】
  ・ニャチャンを出発し、ホーチミンへ移動
  ・バンタイ市場見学
  ・ビンディエン市場見学
   【ベトナム最大級の近代的中央卸売市場の衛生管理などについて調査】

 8月26日(金)【ベトナム】
  ・ホーチミンを出発し、ハノイへ移動
  ・ベトナム民族博物館見学
   【ベトナムの少数民族の生活・文化について調査】
  ・ハノイから、タイビンへ移動
  ・タイビン医科大学訪問
   【『鳥インフルエンザ』『家禽類、家畜の化学物質汚染』に関する講義】
  ・タイビン医科大学の先生方との意見交換会

 8月27日(土)
  ・タイビン医科大学訪問
   【薬学研究室の見学、食品中の抗菌剤の検出実験の実施】  
  ・大規模養豚場の見学
  ・VAC農法の見学
  ・タイビンから、ハノイへ移動
  ・タイ・ベトナムでの研修についての総括会
   【タイ・ベトナムで学んだことをそれぞれが発表】
  ・寝台列車でラオカイへ出発

 8月28日(日)【ベトナム/中国】
  ・ラオカイに到着、サパに移動
  ・サパの少数民族地域(モン族、ザイ族)トレッキングツアー
   【少数民族の方の住居見学、小中学校、保健センターなどの訪問、民族衣装
    などの見学】
  ・サパの市場見学
  ・サパを出発しラオカイへ移動
  ・ラオカイから、中国の河口へ、徒歩にて越境
   【ラオカイで住村欣範先生とお別れし、河口で思沁夫先生と合流】
  ・河口のナイトマーケットの見学

 8月29日(月)【中国】
  ・河口の朝市の見学
   【国境地域であるが故の農作物の多様性、衛生状況などを調査】
  ・河口を出発し、昆明へ移動
  ・昆明到着
 
 8月30日(火)【中国】
  ・呈貢県卸売市場見学
    【市場の見学と食品安全公安委員会・呈貢龍城農産品経営株式会社の方
     への聞き取り調査】
  ・中林佳湖標準化農貿市場見学
  ・大型スーパーマーケット見学
    【小売形態によって異なる食の安全管理、衛生検査などについて調査】

 8月31日(水)【中国】
  ・世界園芸博覧園見学
    【中国の多様な自然環境について調査】
  ・有機野菜農園見学
  ・雲南財経大学訪問
    【WWFの方による『環境と食』についての講義、学生との意見交換】
  ・雲南財経大学の学生との意見交換会

 9月1日(木)【中国/日本】
  ・昆明を出発し、関西国際空港へ
  ・関西国際空港にて解散

研修風景
<タイでの活動>
オートーコー食料品市場

味の素タイ工場


TISTER

マヒドン大学での実験(食品中の残留重金属の簡易測定)

上野製薬タイ工場

ECC-ERI

マヒドン大学での小グループディスカッション

バンコクの風景


<ベトナムでの活動>
ダム市場での食品サンプルの調達

パスツール研究所訪問・抗菌剤検出実験

エビ養殖場の見学

ビンディエン市場見学

ベトナム民族博物館見学

タイビン医科大学訪問・抗菌剤検出実験

養豚場・VAC農家の見学

ベトナム研修の振り返り・夜行列車での移動

少数民族地域の訪問


ベトナム・中国国境越え(徒歩にて)


<中国での活動>

ベトナムとの国境地域(河口市)の朝市見学

呈貢県卸売市場見学

中林佳湖標準化農貿市場見学

大型スーパー見学

世界園芸博覧園見学

雲南財経大学訪問・意見交換会



 
参加者の声
研修に参加して良かったこと>
・Lecture、実験での実証、社会学的考察など、多方面から考えることができた。
・現地の学生と交流したことで、自分の英語力がまだまだということを再認識することがで
 き、改めて英語を磨いていこうと思うようになったこと。

・日本では当たり前と思える市場やスーパーマーケットの衛生管理が、今回訪れた3カ国で
 はそうではなかったり、普段安全であると考えていた輸入食品に残留農薬・抗生物質の危
 険性があると考えることができた。
・現地の先生、学生の方々とお互いの疑問や意見を交わすことで、日本の衛生管理つにいて 
 も考えることができた。
・食の安全というテーマのもと、3カ国の市場の状況を一度に学ぶことができた。
・各々の国で大阪大学が関係する訪問先で、人的ネットワークを広げたり、様々な専門家か
 ら近い距離で話しを聞くことができた。
・普段実験をしないので、重金属や抗生物質検出実験などが貴重な体験となった。
・研修グループメンバー、マヒドン大学の学生、SVプログラム参加の阪大生、昆明財経大
 学の学生など、近い立場の人達との交流によって多くの刺激を受けた。
・寝台列車に乗って移動し、国境を徒歩で渡るという稀な体験ができた。
・人との交流が苦手だが、初対面の研修メンバーや現地で知り合った人との交流を通し、以
 前より積極性が身についたのではないかと思う。
・現地の様子を生で見ることで、その土地の人々の様子や食への関心などを強く感じること
 ができた。
・本プログラムに参加することでしかできない貴重な経験ができた点がよかった。大学での
 講義や、書籍、インターネットでは分からない現地の状況、問題点を肌で感じることがで
 きたし、個人の海外旅行では訪問することができないような現地の研究期間や大学に行き
 、様々人々と出会うことができた。
・普段の研究室生活ではほとんど考えることのない、現地の文化や人々の考え方についても
 考えることができた。
・自分の知識の幅や興味の幅を広げ、ジェネラリストに近づくために役立つ貴重な体験がで
 きた。
・積極的にコミュニケーションを行うことの重要性に気づくことができた。




お問い合わせ
   健康環境リスクマネージメント専門家育成
   大阪大学教授 平田收正
   E-mail : hirata@phs.osaka-u.ac.jp



   

 
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