食と環境の安全安心を担う薬学人材養成教育

- 統合型教育体制の整備による食と環境の安全・安心を確保できる環境薬学領域の人材育成 -

平成20年度 質の高い大学教育推進プログラム

 

大阪大学薬学部における教育体制の現状

(1)シラバスと成績評価

 学生に全開講科目のシラバスを明示し、授業目的、到達目標、授業内容、成績評価基準、関連する科目及び予め履修することが望ましい科目等、学習に関する詳しい情報を提供している。また、進級・卒業認定については、要件となる単位数を学年ごとに周知し、またクラス担任等が適宜履修指導することにより、これらを徹底している。

 こういった教育体制において、統合型教育体制を整備し、領域ごとに複数教員による評価基準設定や成績評価を行なうことにより、さらに成績評価や進級・卒業認定に関する信頼性を向上させることができ、質の高い教育が達成できると考えられる。


(2)ファカルティ・ディベロップメントの実施

 大阪大学薬学部・薬学研究科では、定期的に教育に関するファカルティ・ディベロップメント(FD)を実施している。また、平成18年度に開始された薬学教育制度改革については、新たに実施体制を整備しなければならない共用試験や長期実務実習に関する情報提供と、薬学部内での改革推進を目的として、複数回の説明会及び意見交換会を開催している。これらについては教員の出席率は極めて高く、教員間の情報の共有化が達成されている。

 本取組で実施する薬学教育制度改革に合わせた統合型教育体制の導入については、その準備として、領域ごとのワーキンググループによる詳細なシラバスの見直し作業を行ってきた。これにより、学習目標の明確化と授業の計画や内容に関する詳細な情報提供を可能とし、学生の学習に対するモチベーションの向上を目指している。


(3)自己点検・評価等の実施体制・展開と評価結果の反映

 毎年、学部教育と大学院教育に分けて、中期目標・中期計画に対する達成度について多角度からの詳細な自己点検・自己評価を実施している。また、これとは別に有識者をアドバイザリーボードとして教育内容の充実度や人材養成の達成度について外部評価を受けている。

 こうした自己評価や外部評価の結果及び学生による授業評価の結果について、学務会議を中心に検討することによって具体的な改善策を立案し、これを次年度及び長期的展望に立った薬学教育に関する目標の策定に反映させている。このように学部・大学院教育に関するPDCAサイクルを確立しており、継続的に教育体制・制度や内容の改善・充実に努めている。

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