食と環境の安全安心を担う薬学人材養成教育

- 統合型教育体制の整備による食と環境の安全・安心を確保できる環境薬学領域の人材育成 -

平成20年度 質の高い大学教育推進プログラム

 

取組の実施計画

 本取組は、平成20年度に入学した学生(新制度3期生)の学年進行に合わせて実施する(上図)。


(1)領域別統合型教育体制の構築

 領域別統合型教育体制の構築については、取組が開始される平成20年度後期からカリキュラム小委員会を中心に、薬学研究科専任教員が担当する専門科目の「学習の手引き」の作成に着手した。これは、平成22年度4月上旬までに編集を行ない、学生への配布を行う。ただし、環境薬学領域については、平成21年度から高度化及び実質化を図るプログラムを実施するため、平成20年度中に第1版に相当する「学習の手引き」原案の作成を完了する。本件については平成21年度に改訂を行い、他の科目と合わせて平成22年度4月に学生に配布する。さらに、平成22年度には基礎実習、実務実習に関する「学習の手引き」や、研究科外の教員や非常勤講師による科目、薬学科の5、6年次履修科目及び大学院修士課程履修科目の「学習の手引き」を作成し、本取組の最終成果とする。

 環境薬学領域については、各科目で使用している教材について平成22年度中に検討を行い、これらを編集することによって統一テキストの作成を目指す。本テキストについては、さらに改訂を重ね、将来的には環境薬学領域のモデルテキストとしての普及を図る。

 成績評価の明確化については、上記の「学習の手引き」に記載すべく、平成20年度中に各領域・各科目において評価方法及び評価基準を設定する。平成21年度及び平成22年度には、実際に設定した評価方法及び評価基準を用いた成績評価を実施し、問題点がある場合は改善を行い、平成22年度のシラバス及び学生に配付予定の「学習の手引き」に記載する。これにより、成績評価の明確化を定着させ、厳正な評価を担保する。

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(2)環境薬学教育の高度化及び実質化を図るプログラムの実施

 PBLチュートリアル教育については、平成20年度に必要な備品を購入することにより実施体制を整備し、平成20年度入学生の第Ⅳセメスター(平成21年後期)の配当科目から実施する。また、トライアルとして、平成19年度入学生を対象に、第Ⅴセメスター(平成21年度前期)の配当科目でも一部実施する。

 外部講師による最新の専門教育は、平成20年度から平成21年度にかけて実施計画を立て、招聘する講師を決定し、一部については平成21年度の第Ⅳセメスターの講義から実施する。

 環境薬学系実習については、平成21年度に基礎実習の再編成作業に着手し、平成20年度入学生が基礎実習を開始する第Ⅴセメスター(平成22年度前期)から実施する。最新機器を使用した分析実習については、平成20年度に新たに分析機器を購入し、食品試料や環境試料を対象とした分析条件の設定を実施する。平成21年度については、環境薬学領域の4研究室の教員が担当する現行の基礎実習の中で、トライアルとして、一部を実施する。外部関連機関と連携した体験型学習については、平成21年度に実施計画を立て、受け入れ機関を決定し、平成22年度から実施する。平成21年度中に上記の最新機器を使用した分析実習や外部関連機関と連携した体験型学習を含めた環境薬学系実習の実施内容を決定し、実習書の作成、機器使用マニュアルの作成及び備品・消耗品の準備等を完了する。

 本取組終了時には、環境薬学教育の高度化及び実質化を図るプログラムの達成状況に関する評価結果をもとに、プログラム全体及び個々のプログラムの課題や問題点の改善を行い、本プログラムの定着化を図る。