【報告】シンポジウム 大学院4年制博士課程に望まれる薬学研究を考える

2017.11.08

開催日時:平成29年10月22日(日) 13:00~17:00
開催場所:九州大学コラボ・ステーションⅠ 視聴覚ホール
(福岡市東区馬出3-1-1 九州大学病院キャンパス)


国公立大学法人17大学では、文部科学省特別経費にて「高度先導的薬剤師の養成とそのグローカルな活躍を推進するアドバンスト教育研究プログラムの共同開発」を実施しています。今回、当事業において、九州地区の国立大学法人3大学(九州大学、熊本大学、長崎大学)合同シンポジウムを開催しました。
今回のシンポジウムでは、大学院4年制博士課程に望まれる薬学研究を考えるために、大学教員と学生、病院・薬局の薬剤師の先生方との活発な意見交換を目的としました。シンポジウムには、薬学部生、大学院生を含む約50名に参加いただきました。また、文部科学省高等教育局医学教育課 平尾英里先生にもご参加いただきました。
特別講演として、慶応義塾大学薬学部教授(日本学術会議薬学委員会医療系薬学分科会委員長)望月眞弓先生をお招きし、「Pharmacist-Scientistsの養成と医療系薬学研究の発展」と題してご講演いただきました。
シンポジウムでは、「社会が求める薬剤師研究者とは」ということで、病院薬剤師、薬局薬剤師それぞれの立場から、熊本中央病院薬剤部の宮村重幸先生と一般社団法人福岡市薬剤師会の小栁香織先生より、どのような研究をしてほしいのか、どのような研究が必要なのかについてご発表いただきました。続いて、九州大学、熊本大学、長崎大学の教員より、各大学の大学院4年制博士課程のシステムについて紹介し、各大学から2名の大学院生が研究紹介を行いました。総合討論では、会場からの質問も含め大変活発なディスカッションが行われました。
本シンポジウムを通して、リバース・トランスレーショナル・リサーチを起点にスタートした研究をトランスレーショナル・リサーチにつなげるなど、大学院4年制博士課程における薬学研究が目指すべき方向性を改めて認識する機会となりました。
 
問い合わせ先:家入 一郎
九州大学大学院薬学研究院薬物動態学分野
九州大学薬学部臨床薬学教育センター
電話 092-642-6656
URL:http://pedu.phar.kyushu-u.ac.jp/ (平成29年12月公開予定)

大学院生による研究発表.JPG

特別講演 望月眞弓先生.jpg