HOME > 研究トピックス > 【受賞】毒性学分野の博士後期課程1年坂橋優治氏が第47回 日本毒性学会学術年会(令和2年6月29日~7月1日) 「Forskolin誘導性のBeWo細胞合胞体化に対する銀ナノ粒子の影響解析」 学生ポスター発表賞を受賞
2020.07.28
【受賞】毒性学分野の博士後期課程1年坂橋優治氏が第47回 日本毒性学会学術年会(令和2年6月29日~7月1日) 「Forskolin誘導性のBeWo細胞合胞体化に対する銀ナノ粒子の影響解析」 学生ポスター発表賞を受賞

近年、人工微粒子であるナノマテリアルの開発および利用拡大が進展し、妊娠期間中の母親への曝露も危惧され始めています。しかしながら、妊娠期でのナノマテリアル曝露に関する安全性情報の収集は未だ遅れており、流産や早産・胎児発育不全といった妊娠結果に対する、ナノマテリアル曝露の影響評価は喫緊の課題となっています。
 そこで我々は、妊娠維持において主要な役割を担っている胎盤に着目し、中でも胎盤の機能獲得段階で重要な細胞合胞体化過程に焦点を当て、ハザード同定を試みました。その結果、合胞体化の誘導時に銀ナノ粒子を共処置することで、合胞体化の促進分子であるSyncytin-1/2の発現量が低下するという新たな知見を取得しました。さらに妊娠初期に重要な働きを持つホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピンβについても、同様に発現低下が認められるというハザードを見出し、本学会において発表を行い、今回の受賞に至りました。

坂橋 優治(毒性学分野 博士後期課程1年)
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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