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2019.12.19
受賞:分子生物学分野の博士前期課程1年出口清香氏が日本薬物動態学会第34年会にて優秀口頭発表賞を受賞


肝毒性は医薬品市場撤退の最大の原因であり、肝臓での薬物代謝を早期に予測することは重要です。なかでも肝臓で高発現するCYP3A4は医薬品代謝に大きく関与する重要な薬物代謝酵素です。そこで我々は、当研究室独自のゲノム編集技術と肝細胞分化誘導法を駆使して、CYP3A4をノックアウトしたヒトiPS細胞由来肝細胞を作製し、その創薬応用を試みました。その結果、樹立したCYP3A4ノックアウト肝細胞を用いて医薬品の毒性試験が行えることを明らかにしました。さらに、本評価法が既存の阻害剤を用いた試験よりも特異的にCYP3A4を介した肝毒性を予測できることを確認しました。この研究成果がより安全な医薬品の利用に役立つことを期待します。


日本薬物動態学会第34年会(令和1年12月9日~12日) 「Establishment of a CYP3A4-mediated drug-induced hepatotoxicity evaluation system using human iPS cells and genome editing technology」 優秀口頭発表賞 出口 清香(分子生物学分野 博士前期課程1年)
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