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2019.11.15
【受賞】薬剤学分野 吾郷由希夫准教授が第14回VIP/PACAP関連ペプチド国際シンポジウムにおいてTranslational Science AwardとPoster Awardを受賞しました。

近年、精神疾患や発達障害などの病態分子機序解明に、コピー数変異(copy number variant: CNV)や両親にはないde novo変異の解析が注目されています。今回、吾郷准教授らは、臨床で統合失調症と強く関連することが報告されたヒト染色体7q36.3の微細重複に存在するVIPR2遺伝子(VIPおよびPACAPに共通する受容体の一つ)を、大腸菌人工染色体(bacterial artificial chromosome: BAC)ベクター技術を用いてマウスに導入し、ヒトCNVを模倣する新規のモデルマウスを作製しました。このマウスでは、コピー数に応じて脳内でVIPR2遺伝子の増加がみられ、また多動や認知機能の低下など統合失調症に似た行動学的異常が認められました。CNVを有するマウスの開発は、今後の精神疾患の分子基盤の解明に役立つものと高く評価され、受賞に至りました。

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