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2019.09.13
【受賞】薬品製造化学分野 博士前期課程2年・東尾光一氏が第21回生体触媒化学シンポジウムにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

【受賞】薬品製造化学分野・博士前期課程2年 東尾光一氏が第21回生体触媒化学シンポジウムにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

【学会名】第21回生体触媒化学シンポジウム(2019年8月29日)
【受賞演題】リパーゼ触媒を用いたアルコールの連続フロー動的光学分割法の開発
【賞名】ベストプレゼンテーション賞
【受賞者】東尾光一(薬品製造化学分野、博士前期課程2年)

通常、有機合成反応はフラスコのような容器内で行うが、最近、円筒状容器に原料溶液を一定速度で通液し、円筒状容器内を通過する間に反応を終了させる連続フロー合成法に注目が集まっている。それは、小さな装置でも昼夜連続通液をすることで大量生産ができることや、装置の安全性、再現性などの利点があるためである。現在、フロー合成法の導入を検討しているプロセス化学系企業は多い。
ところで、創薬研究において、光学的に純粋な物質の効率的合成は重要な課題である。当分野では最近、その目的に適う動的速度論的光学分割 (DKR) 法を開発した。本法は、加水分解酵素リパーゼと、独自に開発した触媒を同時に用いて、ラセミ体アルコールを光学的に純粋な物質に効率100%で変換できる。本シンポジウムで東尾さんは、従来フラスコ内で行っていたDKR法を、フロー合成に適用拡張した研究成果を発表した。3日間の連続稼働が可能で、その結果、触媒量を従来の約1000分の1に減少できたことが高い評価を得た。今後、工業化への展開が期待される。

   受賞された東尾光一氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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