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2019.08.08
【受賞】神経薬理学分野博士課程1年・田沼 将人氏が第42回日本神経科学大会・第62回日本神経化学大会 NEURO 2019においてWakate Dojo 優秀発表賞を受賞しました。

【学会名】第42回日本神経科学大会・第62回日本神経化学大会 NEURO 2019
【賞名】Wakate Dojo 優秀発表賞(令和元年7月25日)
【受賞演題】「単一細胞 RNA seq によるストレス応答性神経細胞の特性解析」
【受賞者】田沼 将人(神経薬理学分野 博士課程1年)

ストレス刺激は生存のために必須なレスポンスを引き起こすが、脳内における個々の神経細胞が示すレスポンスは明らかでありません。当研究室はこれまで、脳内のストレスレスポンスの機構を解明するために、ストレス負荷時の脳全体をイメージングし、ストレス刺激に応答した神経細胞の増加が最も多かった領域として「前障」を見出してきました。前障の大部分は興奮性神経細胞で構成されているが、ストレスにレスポンスを示す細胞とレスポンスを示さない細胞が混在していました。そこで、本研究では、前障のストレスレスポンシブ神経細胞とストレスノンレスポンシブ神経細胞との分子特性の違いを明らかにするため、単一細胞RNA seqを実施しました。その結果、ストレスレスポンシブとノンレスポンシブ細胞群間で64個の遺伝子の発現が有意に変動していることを見出し、ストレス応答に関わる遺伝子群およびストレスレスポンシブ神経細胞のマーカー候補となりうる遺伝子を同定しました。個々の神経細胞レベルでストレス応答機構にアプローチした研究の例は少なく、本研究はストレス応答機構解明のための重要な知見として高く評価され、今回の受賞に至りました。

   受賞された田沼将人氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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