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2019.07.08
【受賞】医療薬学分野 仁木一順助教が第24回日本緩和医療学会学術大会において最優秀演題賞を受賞しました。

【学会名】第24回日本緩和医療学会学術大会(令和元年6月21日~22日)
【受賞演題】Virtual Realityを用いた思い出の場所への疑似外出は終末期がん患者の症状を改善する新たな手法になりうるか?
【賞名】最優秀演題賞
【受賞者】仁木 一順(医療薬学分野・助教)

 終末期のがん患者さんが、「慣れ親しんだ自宅に帰りたい」「思い出の場所にもう一度行きたい」と思っても、痛みや倦怠感などの様々な症状のために、その実現が難しい場合が少なくありません。そこで私達は、Virtual reality(VR)によって、患者さんの“行きたい場所に行く”という願いを、病室に居ながら疑似的にでも叶えることができれば、QOLの改善につながるのではないかと考えてその可能性を検証いたしました。その結果、VRによる、“思いの詰まった場所”への疑似外出は、副反応を引き起こすことなく、一時的に様々な症状を有意に改善することが明らかになりました。本研究成果は、「VRを用いたアプローチが緩和ケア手法の一つになりうる」という新たな概念を世界で初めて科学的根拠とともに見出したものであり、今後の終末期医療の発展に貢献するものと評価され、今回の受賞に至りました。

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