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2018.11.19
【受賞】薬品製造化学分野・博士後期課程3年 川西真司氏が第44回反応と合成の進歩シンポジウムにおいて優秀発表賞を受賞しました。

【学会名】第44回反応と合成の進歩シンポジウム(平成30年11月5~6日)
【受賞演題】リパーゼ触媒動的光学分割法によるプロパルギルアルコールの両エナンチオマーの選択的合成法の開発
【賞名】優秀発表賞
【受賞者】川西真司(薬品製造化学分野、博士後期課程3年)

当分野では最近、独自の触媒V-MPSと、市販の加水分解酵素リパーゼを同時に用いて、ラセミ体アルコールを光学的に純粋な物質に効率100%で変換できる「動的光学分割法」を開発した。ただし、リパーゼの特性上、生成物の絶対配置は基本的にR体になる。川西氏らは、基質構造に着脱容易なダミー置換基を付けることで、この問題点を克服できることを見出した。それによって、ラセミ体のプロパルギルアルコールから、R体、S体どちらのエナンチオマー(鏡像体)にも、ほぼ100%の効率で自在に変換できるようになった。なお、光学的に純粋なプロパルギルアルコールは、医薬品などの合成原料として極めて重要な化合物群である。このように、当分野では、酵素を、本来の機能を凌駕する高度な変換反応の触媒として幅広く活用する研究を展開している。

    受賞された川西真司氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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