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2018.05.25
【受賞】細胞生理学分野博士前期課程2年 小垣考弘氏が日本薬学会第138年会において学生優秀発表賞を受賞しました。

概要
【学会名】日本薬学会第138年会(平成30年3月25日~28日)
【受賞演題】「非小細胞肺癌におけるALKBH3発現抑制時の細胞死メカニズムの解明」
【賞名】学生優秀発表賞(口頭発表の部)
【受賞者】小垣 考弘(細胞生理学分野 博士前期課程2年)

近年、肺癌は分子標的薬の開発により大幅な生存期間の延長がもたらされた。一方で適用可能な患者の割合が少ない問題を抱えている。そのため、より適用範囲の広い分子標的薬の開発が望まれている。AlkB homolog 3 (ALKBH3)は非小細胞肺癌において約半数で高発現しており、ALKBH3高発現患者の無再発生存率は低いことが明らかになっている。癌細胞株のALKBH3発現抑制実験で細胞死が誘導されることから、ALKBH3が非小細胞肺癌の革新的治療標的になる可能性がある。本研究では詳細な細胞死メカニズムを解析した結果、非小細胞肺癌細胞株におけるALKBH3発現抑制時にTP53遺伝子が細胞死誘導に重要であり、さらにその細胞死はDNAのメチル化塩基蓄積を介したDNAの切断損傷によるものであることを明らかにした。

   受賞された小垣孝弘氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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