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2017.05.31
【受賞】分子生物学分野博士前期課程2年 中前壮一郎氏が第64回日本生化学会近畿支部例会にて優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました

概要
第64回 日本生化学会近畿支部例会(平成29年5月27日)
「DNAメチル化酵素DNMT3Bを標的としたヒトiPS細胞由来肝細胞成熟化の検討」
学生優秀発表賞 (口頭発表の部)
中前 壮一郎(分子生物学分野 博士前期課程2年)

ヒトiPS細胞由来肝細胞は肝毒性評価系等への創薬応用が期待されていますが、ヒト肝細胞と比較すると機能的に劣ることが問題視されています。毒性評価への応用を実現するためには、ヒトiPS細胞由来肝細胞の更なる成熟化が求められます。今回、我々はエピゲノム変化を操作することにより、ヒトiPS細胞由来肝細胞の成熟化が可能か検討致しました。本研究では遺伝子の発現抑制に関与するDNAメチル化というエピゲノム修飾を司るDNAmethyltransferase3B(DNMT3B)に着目し、DNMT3B特異的阻害剤を用いることで肝細胞の前駆細胞である肝幹前駆細胞分化を促進できることを明らかにしました。更に、この肝幹前駆細胞を用いて肝細胞へ分化させることで、従来法よりも成熟したヒトiPS細胞由来肝細胞を作製できる可能性を示しました。

   受賞された中前壮一郎氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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