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2013.06.19
【受賞】 分子生物学分野の日本学術振興会特別研究員 清水 かほり氏がAmerican Society of Gene & Cell Therapy 16th Annual MeetingにてTravel Grant Awardを受賞

・概要
 American Society of Gene & Cell Therapy 16th Annual Meeting (平成25年5 月15日~18日)
 「Suppression of the Leaky Expression of Adenovirus Genes Following
 Transduction with a Replication-Incompetent Adenovirus Vector by
 Incorporating microRNA-Targeted Sequences into the 3’-Untranslated
 Region of the E2A, E4, or pIX Gene」
 Travel Grant Award
 清水 かほり(分子生物学分野 日本学術振興会特別研究員)

 アデノウイルス(Ad)ベクターは、その優れた遺伝子導入特性から、遺伝子治療臨床研究において最も使用されているベクターです。従来のAdベクターは、理論上ウイルス遺伝子が発現しないよう設計されていますが、遺伝子導入後わずかにAdタンパク質が発現することにより、それらのタンパク質に対する細胞性免疫が誘導されることや、Adタンパク質そのものによる組織障害が引き起こされることが問題となっております。そこで私どもは、microRNAを利用してAd遺伝子の発現を抑制可能な新規Adベクターの開発を試み、世界で初めてその開発に成功しました。そして、本Adベクターが従来のAdベクターと比較して組織障害性が低く安全性が高いこと、従来のAdベクターと同様に簡便に調製可能であることなどを見出し、それらが高く評価され、今回の受賞に至りました。

ミネソタ大学のDavydova先生と
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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