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2012.06.04
【受賞】 分子生物学分野の博士後期課程1年 高山 和雄氏が第85回大会日本組織培養学会にて奨励賞を受賞

・概要
 第85回大会 日本組織培養学会 2012 (平成24年5 月17日~18日)
 「SOX17、HEX、HNF4α遺伝子導入によるヒト多能性幹細胞から成熟肝細胞の効率良い分化誘導」
 奨励賞
 高山 和雄(分子生物学分野 博士後期課程1年)

 肝臓は薬物の多くを代謝する臓器であり、生体内と類似した機能を有した肝細胞をヒトES/iPS細胞から分化誘導する技術が開発されることによって、毒性評価などの創薬応用が期待されます。我々は、アデノウイルスベクターを用いた遺伝子導入によって、ヒトES/iPS細胞から肝細胞への分化誘導効率の向上を目指し研究を進めています。第85回大会日本組織培養学会において、ヒトES/iPS細胞由来中内胚葉、内胚葉、肝幹前駆細胞に対してSOX17、HEX、HNF4α遺伝子をそれぞれ導入することで、肝細胞への分化効率を向上させることができ、成熟肝細胞を高効率に分化誘導できることを発表しました。今後はさらに肝分化を促進できる新規遺伝子の探索することによって、毒性評価に応用可能なヒトES/iPS細胞由来の肝細胞を作製することを目標に研究に取り組みます。

授賞式にて(左:高山氏)
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