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2012.04.26
【受賞】 薬物治療学分野の博士後期課程3年矢野 耕史氏が日本薬学会第132年会にて学生優秀発表賞を受賞

・概要
 日本薬学会第132年会(平成24年3月28日~31日)
 「コルチコステロン慢性投与マウスのうつ様行動と大脳皮質ドパミン神経機能に対する代謝
  型グルタミン酸2/3受容体アンタゴニストの作用」
 学生優秀発表賞
 矢野 耕史(薬物治療学分野の博士後期課程3年)

 本邦におけるうつ病の治療には、モノアミン神経系を標的とする薬物が用いられていますが、30~50%という高い割合で治療抵抗性患者が存在することから、新しい作用点を有する治療薬の開発が望まれています。本研究では、げっ歯類におけるグルココルチコイドであるコルチコステロンを慢性投与したマウスが、三環系抗うつ薬や選択的再取り込み阻害薬(SSRI)に抵抗性を示すことを見出しました。また、代謝型グルタミン酸2/3受容体アンタゴニストが本マウスのうつ様行動を抑制すること、さらにその神経化学的機序として、大脳皮質のドパミン神経系制御の関与を明らかにしました。これらの成果は、治療抵抗性うつ病への創薬ストラテジーに貢献するものと高く評価され、今回の受賞に至りました。

受賞した博士後期課程3年矢野 耕史氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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