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2012.04.26
【受賞】 伝統医薬解析学分野の博士後期課程2年 島田 佳代子氏が日本薬学会第132年会にて学生優秀発表賞を受賞

・概要
 日本薬学会第132年会(平成24年3月28日-31日)
 「医療文化に根差した江戸期インフルエンザパンデミック治療戦略の検証」
 学生優秀発表賞
 島田 佳代子 (伝統医薬解析学分野 博士後期課程2年)

 新型インフルエンザが流行し、世界各地で混乱が起こったことは記憶に新しいですが、こうした感染症の流行に今日も人類は翻弄され続けています。そこで、『証』による診断により原因のわからない疾患にも対処可能な漢方の感染症治療への応用を目指し、歴史的文献を『経験知』即ち漢方の感染症への使用実績の蓄積と捉えて疫学的視点から解析しました。まず、江戸期のインフルエンザの記録的大流行は主に冬以外の季節に発生していることを明らかにしました。そして、江戸期以降の医療文献より季節による方剤の使い分けについての記述を抽出し、処方に含まれる薬材を統計学的に解析することで現代のパンデミックにも応用可能な方剤の傾向について考察を行いました。こうした従来の薬史学的文献調査に最新科学の統計学的手法を導入した手法の独自性・新規性が評価され、今回の受賞に至りました。

受賞した博士後期課程2年 島田 佳代子氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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