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2011.12.22
【受賞】 細胞生物学分野の修士課程2年 山﨑 聖司氏が第64回日本細菌学会関西支部総会にて最優秀発表賞を受賞

・概要
 第64回日本細菌学会関西支部総会 (平成23年11月19日)
 「新たな共結晶構造から明らかになった多剤排出タンパクAcrBの多剤認識機構」
 最優秀発表賞
 山﨑 聖司(細胞生物学分野 修士課程2年)

 近年、抗生物質が効かない多剤耐性菌が出現し、臨床現場で大きな問題となっていますが、その主原因である細菌多剤排出タンパクAcrBの多剤認識機構は長らく明らかにされていませんでした。今回私たちは、AcrBと大分子量薬剤との共結晶構造を解くことに成功し、その情報をもとに部位特異的変異導入を行い、基質結合部位の機能を解析しました。その結果、AcrBには多様な薬剤を認識する結合ポケットが2つ存在しており、これらのポケット間で薬剤を受け渡して輸送するペリスタポンプ機構の存在が明らかとなりました。基質結合・輸送経路の全貌を初めて解明したことで、多剤耐性菌感染症を克服する分子標的創薬に大きく貢献するものとして評価され、今回の受賞に至りました。

受賞した修士課程2年 山﨑 聖司氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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