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2011.12.13
【受賞】 薬品製造化学分野の博士前期課程2年 須賀 友規氏が第31回有機合成若手セミナーにて優秀研究発表賞を受賞

・概要
 第31回有機合成若手セミナー(平成23年11月16日)
 「蛍光標識化アセトゲニン類の収束的合成法の開発とその細胞内動態」
 優秀研究発表賞
 須賀 友規(薬品製造化学分野の博士前期課程2年)

 熱帯・亜熱帯産のバンレイシ科植物から単離される抗腫瘍活性成分であるアセトゲニン類はその特異な化学構造と強力な生物活性から注目を集めてきました。アセトゲニン類はミトコンドリアの呼吸鎖複合体Iに対する強い阻害活性を持つことが明らかにされていますが、抗腫瘍活性との相関は明確にはされていませんでした。そこで、私たちはアセトゲニン類を特徴づけるすべての構成要素を保持したまま、活性発現に最も影響が少ないことが予想される分子末端に蛍光標識基を導入したプローブ分子の合成を計画し、その最初の合成に成功しました。また、合成した蛍光プローブを用いて細胞内動態を調査した結果、ミトコンドリアに集積することが明らかになり、アセトゲニン類の作用機序を裏付ける結果を得ました。今回、蛍光標識化プローブの効率的合成経路の開発、並びに作用機序解明への貢献が高く評価され、本受賞に至りました。

受賞した博士前期課程2年 須賀 友規氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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