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2011.10.17
【受賞】 薬物治療学分野の吾郷 由希夫助教がThe 2nd Congress of Asian College of Neuropsychopharmacology (AsCNP)にてFellowship Awardを受賞

・概要
 【学会名】The 2nd Congress of Asian College of Neuropsychopharmacology (AsCNP) (平成23年9月23~24日)
 【受賞演題】Role of brain metabotropic glutamate 2/3 receptors in social isolation-induced depressive behavior of mice
 【賞名】Fellowship Award
 【受賞者氏名】吾郷 由希夫(薬物治療学分野の助教)

 ヒトのように社会性をもつ動物は、育つ環境によって脳の発達が大きく影響を受けます。社会性に関わる脳の働きはマウスをモデルにして研究することができ、例えば、離乳後に他の個体から隔離されて育ったマウスは、抑うつや不安行動などヒトのうつ病と似た症状を示します。本研究では長期隔離飼育マウスの解析から、脳内のグルタミン酸神経伝達に重要な役割を担う代謝型グルタミン酸2/3受容体が過剰に働くことでうつ病が発症している可能性を見出しました。従来の抗うつ薬はすべてモノアミン神経系のトランスポーターあるいは受容体を標的にしたものであり、今回の発見は、これまでの治療薬とは全く異なる作用メカニズムを有する新しいうつ病治療薬の開発につながるものです。

受賞した吾郷 由希夫助教
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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