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2011.10.17
【受賞】 薬物治療学分野の博士前期課程2年太田 友樹氏が6th International Conference on Na+/Ca2+ Exchange 2011にてFellowship Awardを受賞

・概要
 6th International Conference on Na+/Ca2+ Exchange 2011(平成23年10月1日〜5日)
「The role of Na+/Ca2+ exchanger in nitric oxide-induced apoptotic-like cell death in neuroblastoma SH-SY5Y cells」
 Fellowship Award
 太田 友樹(薬物治療学分野の博士前期課程2年)

 一酸化窒素(NO)は、多様な生理活性を有するガス状分子であり、中枢神経系においても、記憶学習や脳血流量の調節など非常に重要な生理機能に関わることが知られています。一方で、パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の病態にNOが関与することが示され、NOの病態的意義が注目されるようになりました。当分野ではこれまでに、細胞膜Ca2+調節タンパク質の一つであるNa+/Ca2+交換系(NCX)に対して、NOがその活性を上昇させることを見いだし、NO誘発グリア細胞死にNCXが関わることを示しました。さらに今回、太田らは、NO誘発神経細胞死においてもNCXが重要な役割を果たすことを明らかとしました。この成果は、神経細胞死におけるNO/NCXシグナル系の役割を示すとともに、神経変性疾患の薬物治療における新たな標的分子を提示するものと高く評価され、今回の受賞に至りました。

受賞した博士前期課程2年太田 友樹氏
大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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