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2010.11.08
【受賞】 分子生物学分野の博士前期課程1年高山和雄君がファーマバイオフォーラム2010にて優秀発表者賞を受賞

肝細胞は薬物の代謝を行う細胞の一つであり、肝細胞がヒトES・iPS細胞から誘導できれば、再生医療や毒性評価などの創薬への応用が期待されます。そこで我々は、アデノウイルスベクターを用いた遺伝子導入によって、ヒトES・iPS細胞から肝細胞への分化誘導効率の向上を目指し研究を進めています。ファーマバイオフォーラム2010におきまして、SOX17遺伝子のヒトES・iPS細胞への導入によって、肝細胞の前駆細胞である内胚葉への分化促進と卵黄嚢を形成する細胞である胚体外内胚葉への分化促進が可能であること、遺伝子導入時期を制御することで、両者の細胞への分化を制御できることを発表しました。今後は新たに機能遺伝子を導入することによって、より優れた肝分化誘導技術の開発を行い、数年以内に創薬過程における薬物スクリーニングに利用できるヒトES・iPS細胞由来の肝細胞を作製することを目標としています。

受賞した高山和雄君。
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