10年

先進研究コース

先進研究コースは、薬学部と大学院が一体となった10年一貫のプログラムにより、創薬研究分野でグローバルに活躍できる「Pharmacist-Scientist(薬剤師博士)」を養成するコースです。
10年一貫で教育・研究を行う最大の目的は、世界水準を凌ぐ研究力を養成することにあります。先進研究コースの学生は、3年次に研究室に配属されて研究活動を開始しますが、4年次の終わりに学部を一旦休学して大学院博士課程(4年間)に飛び入学し、博士課程修了後に学部5年次に復学します。こうすることで継続性が重要となる研究活動を中断することなく約6年半行うことが可能となり、創薬研究者としての基盤を大学在学中に固めることができます。研究者を対象とした高度な内容の講義が受けられるのも特徴です。復学後の学部5?6年次に事前学習、OSCE/CBT、実務実習を行うため、薬剤師国家試験の受験資格も得られます。このような教育・研究の仕組みは、医学部のMD-PhDプログラムを応用したもので運用には実績があります。

※先進研究コースは推薦入試合格者のみを対象としたコースです。
2年次の終わりと4年次の終わりに研究基礎力を評価する試験があり、基準点をクリアできなければ留年もしくはコース変更となります。
※一般入試の入学者も先進研究コースで学ぶチャンスがありますが、研究基礎力を評価する試験で基準点をクリアする必要があります。

6年

Pharm.Dコース

世界に通じる「研究型高度薬剤師」を大阪大学では独自にPharm.D(大阪大学)と呼称し、その養成に特化したプログラムをPharm.Dコースにおいて運用しています。めざすべき将来像は、医療現場である臨床のリーダーとして活躍する薬剤師、グローバルに通用する研究力を持った薬剤師です。臨床力と研究力を併せ持つ薬剤師を育成するため、教育内容は一般的な薬学科とは異なります。
早期臨床体験の導入および関連部局との連携強化が特徴としてあげられます。大阪大学医学部と医学部附属病院、大阪大学歯学部と歯学部附属病院、さらに国立病院機構大阪医療センター、国立循環器病研究センター、大阪国際がんセンターをはじめとする大阪大学系列病院と協力しながら教育・研究を進めます。臨床体験を実務実習実施前の3年次から行い、3-4年次には医学部や歯学部、附属病院、臨床や医療に特化した薬学部の研究室などに配属して横断的な教育を実施。卓越した臨床力と臨床研究の企画・実施能力を基礎から養います。大学院博士課程に進学して臨床創薬研究を行うにあたっても、豊富な臨床検体や医療情報を活用できることが強みになります。

※Pharm.Dコースは、2013年度に第1期生の教育を開始。すでに豊富な教育実績を有しています。

6年

薬学研究コース

薬学研究コースは、「薬剤師の資格・職能を持つ創薬研究者」を養成するコースです。化学薬学や生命薬学、医療・衛生学などの基礎薬学の教育・研究を中心に据えたプログラムを編成していますが、薬剤師国家試験の受験資格を取得し、合格もしっかり狙えるため、進路選択の幅が広がります。
薬学研究コースの教育ベースは、従来の[薬科学科4年制+大学院修士課程]にあります。これまで4年制で学んだ学生のほとんどが大学院修士課程に進学していましたが、修士課程1年次後半から2年次の夏頃までは就職活動を優先するため、本来の目的である研究活動を中断せざるを得ませんでした。6年制の薬学科においても、事前学習や実務実習があるため、研究活動の中断という課題は解消されていませんでした。「新全6年制教育」における薬学研究コースでは、事前学習やOSCE、CBTを5年次後半に、実務実習を6年次前期にと、従来より1年後ろに移して実施することで研究の連続性を確保しています。6年間で学会発表や論文発表に手が届くまでのレベルをめざし、創薬基盤技術力を身につけられるのがこのコースの強みです。創薬研究者をめざして大学院博士課程に進む学生も少なくありません。

※2年次あるいは4年次の終わりに10年一貫教育の「先進研究コース」に編入するチャンスがあります。
研究基礎力を評価する試験で基準点をクリアするのが条件です。
※薬剤師国家資格にこだわらず研究に専念したければ、4年次が終わった段階で修士課程に進むことも可能です。

大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部
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